1. VOICE 追跡店長!vol.2 ネイチャーサービスマハエ

VOICE 追跡店長!vol.2 ネイチャーサービスマハエ

沖繩アクティビティ業界の一線で活躍する、ショップ代表の思いをご紹介します。

Q.以前の仕事とか、これまでやってきた事を簡単に聞かせてください。

そうですね、まったく畑違いではないのですが、小さい頃から体を動かすことが好きだったので、将来は体育の先生になりたいとずっと思っていました。大学を卒業して、体育教師は諦めましたが、社会人になって最初のお仕事がマウンテンバイクのメーカーに勤務し営業の仕事をしてました。もともと体を動かすことは好きだったので、その業界で就職したのも自然の流れだったんだと思います。ちょうどその頃、仕事の影響でマウンテンバイクを始めたりして、遊び程度ですが、マウンテンバイクでは特にダウンヒルといったの種目をやってて、その当時のスキー場コースを夏場に使うといった形でやっていました。それからしばらくマウンテンバイクをスキー場で楽しんでいたら、なんとなくスノーボードにも興味をもちはじめて、その流れで今度はスノーボードをやりはじめましたね。以外と飽きっぽい性格なので、おもしろそうな事があればすぐにはじめちゃうんです。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

そうですね、先ほどもお話ししたんですが、子どもの頃から体育教師になるのが夢でしたので、スポーツなど体を動かしながらできる仕事がしたいと思っていました。趣味でもスノーボードやマウンテンバイクなどのアクティビティをずっと続けていたので、これからもずっと楽しんで続けていける仕事はこれだと思っていました。その後、いろんな縁で沖縄でもお仕事をするようになり、沖縄に行き来する中で自然溢れるスローな環境に感動し、瞬間的にここが自分のこれからの居場所だと思うようになってきました。

久高
そうなんですね。何か木下さんの性格が沖縄の雰囲気に「ぴた」っとリンクしたというか、体を動かして働ける最高の場所をみつけたって感じですね。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

久高
スノーボードをそのまま北海道ではじめたんですか?

木下
いえ、スノーボードをやり始めたのは長野県の白馬にあるスノーボード場でやってましたね。それから、ワンシーズンごとに場所を転々としてました。夏場は白馬で、そのあとは岩岳、群馬にいって、冬に北海道といった感じでスノーボードなどのアクティビティをやってました。

久高
え~、結構いろんなとこを転々とお仕事されてたんでんすね。さすが体育系って感じです。それから、沖縄といった流れになるんですか?

木下
そうですね、スノーボードでの仕事をしばらくして、その後、ちょっとした理由がって石垣島に行き、その後本島に移り本格的にシュノーケリングやカヤックなど始めるようになりました。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

Q.なぜ、沖縄に移り住もうと思ったのですか?

お恥ずかしい話ですが、大失恋がきっかけでした笑。そこには美談など少しもなく、生きていく目標を失っていて、とにかく遠いところに逃げたくて、「遠いところ=石垣島」という安易な考えと勢いで石垣島まで飛んでしまいました。実際に石垣島に来てみて、そこの半端なくスローな雰囲気に圧倒されましたね。石垣島に来た時には、20年くらい前なんで、コンビニやファミレスなど、今と比べて本当、何もない感じで、島の雰囲気がすごく残っていました。そして島に住む飾らないありのままの生活に自然と惹かれていって、「この島で生きていきたい」と強く思うようになっていきました。その当時は重度の沖縄病でしたね。

以前は、東京や大阪などわりと人の多い都市での生活が長かったせいか、とにかくどこに行くにも、それこそコンビニに行くにも、ちゃんとした服装をして出かけたりしなきゃみたいな、周りの目を気にするのが当たり前といった生活を送っていたのですが、石垣島にきて生活してみると、そうした周りを気にするといった意識を感じなくなるぐらいスローな生活にはまっていきました。その当時よく石垣島の友人と、海に魚釣りに行って、釣った魚をその晩に焼いて食べるといったこともよくやってましたね。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

久高
へ~、そうなんですね。本土から、沖縄本島ではなく石垣島での体験って、その後沖縄に永住するきっかけになる貴重な体験だったんですね。今は本島に移り住んでいますけど、また石垣島に住みたいといった思いもあったりするんですか?

木下
ん~、正直今は、本島での生活がちょうどいい感じですね。都市と自然がちょうどいい感じにあって、本島の方がちょうどいいバランスですね。

Q.沖縄での生活で記憶に残る出来事、プライベート、仕事どちらでも。

20年前くらいの石垣島での経験ですが、家の鍵はかけない、車は錆び錆びのボロボロ クーラーは効かなくても走ればOK、洋服は短パンTシャツサンダルという人として何一つ飾らない生活にカルチャーショックを受けました。

Q.独立を決心した理由を聞かせてださい?

木下
下積み時代に色々なお店で経験させていただきました。それぞれのお店での良いところを吸収させていただきながら、さらにより良いサービスを提供してみたいという強い気持ちが芽生え、自分のサービスに対する情熱がゲストに受け入れられるのか試してみたいと思っていました。

久高
へ~、すごくそのあたりのプロセスってよくわかります。好きなことをそのまま仕事に転化させていく感じがすごく説得力ありますね。具体的に、「良いところを吸収し、さらに良いサービスを提供したい」といったところをもう少し詳しくお聞きしたいですね。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

木下
そうですね。沖縄に来てから2つのショップで働かせいただいたんですが、最初のショップがシーカヤックやシュノーケリング、ダイビングといったいわゆるマリンショップでした。その当時、結構お客さまも多く来られていて、毎日結構の数を1回の体験コースで組んでいたんですね。例えばシュノーケルの場合、今もそうなんですが、1回のダイビングでインストラクター1人に対して10人ほどのお客さまを相手にサービスを提供していきます。例えば5歳くらいのお子様を連れた家族づれのお客様がいて、プランのレクチャー中なんかに子どが泣き叫んだりしたりしているお客様のケアーをしつつ、こっちではカップルで来られた参加者のケアーもしたりと、結構いろんなタイプの組み合わせで10人というグループを対応していかなければいけないので、それはそれで大変でしたね。その時すごく感じたのが、家族には家族に、カップルにカップルに集中するといった形で関わっていた方が、もっとしっかりとした対応や質の高いサービスが提供できて、結果的にお客様も喜こんでもらえるだろうなと強く感じていました。それから他のショップでも3年くらい経験をさせていただいたりしました。

そうした経験を機に量産型、回転型のいわるゆ定番のアクティビティのビジネスモデルから抜け出して、当時でいう完全貸切制という体験プランをつくり、それを事業の柱にしました。マンツーマンで一人一人の顔や名前をしっかり覚えて、お客様に寄り添ってご対応できるサービスプランを作りました。そうしたサービスは他では行ってなかったので、かならずお客様が喜んで、リピートとしていただけ、質のいいサービスの提供につながっていくんだと確信していました。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

最初は、シュノーケリングで完全貸切制で初めてみました。その当時、まあ今でもほとんどそういったプランで行っているショップはなく、単価的にも安いシュノーケリングでそういったサービスをやったら、採算が合わないんじゃないかとか、いろいろ心配もあったんですが、ファンダイビングのように、わりと単価の高いプランも混ぜながらやってみると、それが結構いい感じになってきて。「よし、これならいける」とずっとこのモデルで続けてこれました。

久高
本当、すごいですね。それぞれ属性の違うお客様へ、一人一人にあったサービスの提供ですよね、教育など他の業界ではよくあるモデルですが、アクティビティの業界では本当革新的なビジネスモデルになっているんだと思います。またそれがお客様の満足向上につながり、リピーターに発展していく。 本当、素晴らしいビジネスモデルを構築されたとおもいます。アクティビティ業界のイノベーターですね。

木下さん
いえいえ(笑) 今では、リピーターの方も増え、私どものショップでしかできないサービスなんかにすごく満足していただいて、うれしいお声もいただいているので、今振り返ってもその当時の思いは間違っていなかったんだとすごく感じています。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

久高
最近、沖縄のアクティビティでもSUPは人気がありますよね。結構観光系の雑誌などでも積極的に取り上げられたりしてて。

木下
そうですね。一昨年の観光雑誌でSUPプランを取り上げていただいたんですけど、その時取り上げられた記事が、沖縄でも私どもショップが初めてでしたね。その後、徐々に利用者の方も増えてきていいます。もともと湘南や八重山などで流行り初めていたSUP(スタンドアップパドル)を昨年ぐらいからショップの方でもサービスを開始し、今ではSUP(スタンドアップパドル)は、女性客を中心にすごく好評いただいています。

Q.仕事上、特に大変だったことはありますか?

独立したばかりの頃は、仲間もいなく準備からガイド、片付けから事務作業まで全て一人で朝早くから夜遅くまでこなしていて、肉体的にも精神的にも辛い時期でした。孤独で多忙を極めた時期でしたが、あの時の苦労があるから今があるんだとしみじみ思います。若い時の苦労は買ってでもしろと言いますが、まさにその通りだと思います。

Q.マハエ様のサービスの魅力、こだわり。

スタッフに徹底していることは「親友や親兄弟をガイドする気持ちで常に全力でゲストをガイドしなさい」という点です。お客さまお一人お一人の思いにもっともっと近ずけるようなサービスの提供。こうした理念を基に、全メニュー専属ガイド制や写真撮影サービスなど、沖縄でも、どこのショップでもやっていないオンリーワンのサービスを提供しているといったことを自負し、短い沖縄での旅やアクティビティを通しての出会いといったことも大切にし、「沖縄旅行で一番の思い出になった」と言われるようなサービスを提供させていただいています。

久高
すごいですよね。考えてても、なかなか実行するのって大変だったりしますよね。

木下さん
そうですね、でも本当、今でもスタッフにはよく言ってて、当時僕ができなかったことでもあるんですが、「参加されるお客さまの名前をかならず全員覚えて接しなさい」と。いま私たちが行っている「専属制ガイド」のサービスでは、簡単に見えてなかなかできないそういった事ができる体制でもあるので、以前に自分が感じたりできなかった事を今はスタッフ全員で共有して実践しています。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

久高
でもこれまで木下さんのお話を聞いていて感じたのが、アクティビティ業界のこれまでの流れの中で、大量消費的なビジネスモデルの中で見落とされてきた、沖縄観光の良さ、魅力が結構あったんじゃないかと感じました。最近、アクティビティ関係者の方から聞いた話でも、お客さま自身が、そうした量産型のサービスにあまりいい印象をもっていないといったことを聞きました。せっかく素晴らしいコンテンツがあるのに、それが逆効果になってしまっていることも実際にあったりするみたいで、なんか、へんな言い方ですが、面倒なこととか、手間のかかることをしっかりやっていくことって、結果的にお客さまにとって満足度や喜びにつながっていくんじゃないかと思いました。

木下さん
そうですよね、本土からの観光客って、せっかく遠くから高いお金を払ってきていただいているので、やっぱり、満足して、喜んでいただかないとかわいそうだと思います。

Q.最後に、将来的にやってみたいこと、具体的なビジョンなど。

Q. なぜ、アクティビティの仕事をやろうと思ったのですか?

今勢いのあるSUPメニューを掘り下げて、ポイントの開拓や波乗りツアーやワンデイクルージングなどもっと充実させたいと思っています。

あと、来年あたりから導入してみたいと考えている、SUPサーフィンのスクールを使ったサーフィンも、半日から3日間がっつりといった形でもやってみたいですね。ポイントの選択や難易度の高いサービスにはなりますが、ぜひそういった形でのサービスの出し方もやってみたいですね。

あと、現在の1店舗体制ではまかないきれないので、2店舗目など増やしていければと思って頑張っています。


ガイドツアー貸切専門ショップマハエについて

マハエのこだわり

マハエのこだわり

はじめまして、ネイチャーサービスマハエ代表の木下です。 私たちガイドは繁忙期には、一日何十組ものお客様をご案内する為、ショップ側の効率を考えて、流れ作業的になってしまうことがあります。これではせっかくの沖縄旅行の思い出が、つまらないものになってしまうと思います。私自身、沖縄に魅せられて事業を立ち上げた初心を忘れないという意味を込めて、「お客様には一生に一度の沖縄旅行かもしれない、だから常に全力投球でガイドをさせていただく」をモットーに、お客様の満足いただけるサービスを心掛けております。

こだわりのサービス内容の魅力

こだわりのサービス内容の魅力

マハエではサービス、ガイドの内容に絶対の自信を持っています。
ガイド貸切制も、写真データのその場でのお持ち帰りも、全てお客様の満足度を最大化する為に行っています。ショップの効率や目先の儲けは正直度外視しています。 それでも万が一、サービスに不満があった場合は、ツアー料金を全額返金させていただきます。これは、お客様にとって一生に一度かもしれない青の洞窟での体験を、絶対に素晴らしいものにするというマハエの覚悟の表明です。ぜひ安心してツアーにお申し込みいただければと思います。マハエにしかないサービスのこだわり。

1.他のグループとは一切同行しない貸切ツアーを行っています。最少人数は2名様から、申し込みが可能です。
2.ショップ内にはシャワー、トイレ、パウダールーム、託児所など様々な設備があり、それらを全て無料でお使いいただけます。
3.思い出に残るシーンを動画や画像で撮影し、すべて無料で差し上げます。

おすすめプランのご紹介

おすすめプランのご紹介

欧米で大人気のSUP(スタンダップパドル)を夜の海で楽しむスポーツが人気です。ボードにLEDを付けることで神秘的で幻想的な世界が体験できます。普段はなかなか体験できない沖縄の夜の海を過ごす時間は、きっとあなたの思い出に残る体験になるはず。

ネイチャーサービスマハエでは、初心者向けの体験コースから、経験者向けのクルージングコースまで、様々なプランをご用意しております。また、インストラクターもSUP競技入賞経験のあるスタッフが担当いたしますので、未経験の方でも安心してナイトSUPをお楽しみいただけます!

この記事を書いた人

久高 将敦

20代の頃、活字の世界で働きたく、新聞や雑誌などに短編小説やコラムを投稿。2000年にシンガポール、ドバイ、エジプト、イスラエル、ヨルダンを一人旅。いろんな境遇の人たちとの出会や交流を通して、日本での生活ではできない貴重な体験をさせていただきました。 その後は、活字の道を諦め、幾つかの企業で、セールスや営業活動を経て、1998年より、食品製造メーカーでの商品開発やマーケティングなどの業務に従事。沖縄県の中小企業を中心としたコンテンツの企画・制作。顧客獲得の為のマーケティングサポートを行う。沖縄アクティビティの魅力を沖縄県内外に発信していきたいと思います。

Other posts by

この記事を見た人にオススメの記事

カテゴリーから探す
エリアから探す
観光・体験コラム
インフォメーション
page top